相続した土地に家を建てられない?公図を見たら敷地と道路の間に水路や昔の道

敷地は道路に接していなければ、家を建てることができません。 道路に接していなければ袋地で、建築基準法で定められている接道義務を満たすことができません。 袋地には通行権が認められるとはいえ、通常では徒歩など必要最小限の幅しか認められることはあ…

原野化した農地を相続したが別の用途での利用や地目変更には農地転用許可が必要?

農地を農業以外の目的で使いたい場合や農地以外の地目に変更する必要がある場合は、農地法の規制により、転用手続きが必要です。 自己所有農地でも、第三者から購入や賃借によって利用する農地でも、転用手続きを経たうえでないと農業以外の目的に供すること…

土地の所有権を放棄できる法律が成立!相続した田舎の土地を手放せる?

所有者がわからないまま売買や利用もできない土地が急激に増え、社会的な問題となっています。 隣地がそのような土地であれば、工事での立ち入りや配管なども承諾が得られず、建物の老朽化や草木の繁茂など迷惑を被ることにもつながります。 以前のブログ「…

相続した田畑の価値は?

相続や贈与によって田畑を取得することになると、どれほどの価値があるのか想像しにくいため、相続税や贈与税を心配する声が多く聞かれます。 宅地なら、路線価や固定資産税評価額をもとに評価することをご存じの方も多いことでしょう。 また、全国を対象と…

相続した農地を宅地化したいときに必要な書類

相続した農地,、つまり所有する農地を宅地として利用するためには、農地法4条の許可が必要です。 許可の権限を持っているのは、4ha以下の場合は基本的に都道府県知事で、農地のある市町村の農業委員会経由で申請を行います。 許可を受けるためには、2つの…

グリーン住宅ポイントは相続した空き家の売却に有利!?

世界的な新型コロナウイルス蔓延のなか、リスクを避けるためにテレワークなどによる在宅勤務も定着の様相を見せています。 そのような流れの中で、首都圏から近隣の自治体や他県への転居や移住が注目を集め、メディアでも頻繁に取り上げられています。 地方…

預貯金の相続に関する遺言での注意点

まず基本的な注意点として口座と相続相手を特定できるように明記しなければなりません。 そして前述のように、預貯金を複数の相続人に分配して相続するときは割合を指定するのがおすすめです。 たとえば1,000万円の預金があるケースを考えてみましょう。これ…

預貯金を特定の相続人に相続させる遺言書

相続財産は預貯金くらいなので遺言書を自分で作成してみよう。 こんなふうに思われる方も少なくないと思います。 とはいえ預貯金を相続するときの遺言書の書き方にもテクニックがあるのです。 遺言書の書き方によってはトラブルを防止することもできますし、…

相続放棄や限定承認の期限と子どもに遺産相続をさせたくない場合の対処法とは?

今回は相続放棄や限定承認の手続きの期限や、子どもに遺産相続をさせたくない場合の対処法をご紹介します。 相続放棄や限定承認は期限に注意 相続財産は資産と同時に負債も含まれます。資産より負債の方が多いこともあり得ます。 この場合、そのまま相続をす…

【相続順位】遺産相続で子どもが受け取れる割合は?

相続について考えるとき、まず気になるのは「誰がどのくらいの割合で相続するのだろう」ということではないでしょうか。お子さまがいらっしゃる場合には、お子さまの将来について気になることでしょう。 この記事では、子どもを中心に他の相続人も含めて相続…

【親名義の家の相続】相続時の注意点・対策方法と相続税の計算方法(2)

前回から親名義の家の相続について解説をしています。家の評価方法や相続時の注意点・対策方法については前回の記事をご覧いただき、今回は実際の相続税の計算方法について詳しく紹介していきます。 家の相続税を計算する方法 相続税を具体的に計算するため…

【親名義の家の相続】相続時の注意点・対策方法と相続税の計算方法(1)

親が亡くなって相続が発生する場合、相続財産のメインが親名義の家というケースは非常に多いです。基本的に親の家を相続すると、相続税が課税されることになります。 そこで今回は2つの記事に分けて、親名義の家を相続するときの注意点・対策方法と相続税の…

【相続登記】登記申請書での不動産の書き方

相続登記の申請書を自分で作成する場合は、気を付けるべき点がいくつかありますが、不動産の書き方には特に注意が必要です。 記載した不動産の情報が登記されている内容と異なれば、不動産を特定できないため、手続きを進めることができません。 また、不動…

不動産の相続登記で利用できる登録免許税の免税制度

不動産を相続する場合、相続税がかかるかどうかは心配になるものの、登記でかかる税金まで思いが巡らないことが一般的です。 税率としては高くないものの、決して無視できる金額ではないため、相続登記の際に慌てないように把握しておくことが大切です。 今…

自分で行う相続登記の登録免許税はいくらかかる?

不動産を相続して登記をする際には、登録免許税と呼ばれる税金を、現金で支払わなければなりません。 この登録免許税は、それぞれの不動産評価額によって異なるとともに、登記の種類によって税率が異なります。 都市部など不動産の評価額が高額な場合に、相…

自分でできた。相続した共有不動産の持分全部移転登記

一般的に、不動産を相続する場合は所有権移転登記を行うことになりますが、共有名義の不動産については、少し異なります。 共有名義の不動産を相続する場合は、亡くなった方の所有権の持ち分を移転する手続きになります。 なお、共有名義の不動産を相続する…

自分でできた。相続不動産の所有権移転登記

不動産の所有者が亡くなった場合は、早めの相続手続きがおすすめです。 亡くなった方名義のままにしておくと、相続関係が複雑化すれば登記手続きが難航し、売買や賃貸など不動産の有効活用に支障が生じます。 亡くなった方名義の不動産を相続する場合は、戸…

相続した不動産の抵当権を抹消する手続き

一般的な不動産取引では、抵当権の付いている不動産は、通常、処分に債権者の同意が必要とされ、売買の対象となりません。 しかしながら、相続では、抵当権の付いていない不動産と同様、債権者の同意や承諾が必要なく、そのまま相続人に引き継がれます。 と…

戸籍の見方(郵送請求)

身近な方が亡くなって相続が始まると、故人や相続人の戸籍が必要になります。 現在の相続で一般的に見られる戸籍は、大正4年式戸籍から始まるケースが多く、その後に戸籍制度が複数回改正されています。 このため、昭和32年頃までに出生した方の場合は、出生…

戸籍の見方(大正4年式戸籍)

戸籍は、時代とともに制度が変わり、そのたびに戸籍に記載する内容や様式、項目などが変化してきました。 現在の戸籍はコンピュータ化されているため、シンプルで読みやすいのに対し、一般的な相続で見る機会が多い大正4年式戸籍は、ある程度の知識や経験が…

一部売却で袋地になってしまう農地をどうする

袋地は、農地でも宅地でも、公道との往来ができなければ利用できなくなってしまうため、所有者には通行権が認められます。 ただし、通路の広さは、車が出入りするほどの幅が当然認められるわけではなく、農業を営むにしても宅地化するにしても、難しい問題を…

「相続分の譲渡」揉める協議からの離脱や相続不動産の放棄

親の兄弟仲が悪く、疎遠になってしまった祖父が亡くなり、伯父から代襲相続人としての相続について連絡がありました。 山里奥深いところにある親の実家には、幼いころに数回行ったことがあるものの、場所や親せきの人たちの顔も記憶にありません。 主な遺産…

不動産を相続や贈与されたときの所有権移転登記の登録免許税

遺言で不動産を譲り受けたら、所有者の名義を変えるために「所有権移転登記」の申請手続きを行います。 名義を変更しておかなければ、将来的に売買や相続などでトラブルが発生する恐れがあります。 この手続きを行う際は、登録免許税と呼ばれる税金がかかり…

遺言のススメ

多くの方が自分の死後も、先祖から受け継いだ財産や自分が築いた財産を、有効に活かしてほしいと願っています。 そんな思いを叶えるためには、相続に自分の意思を反映させることができ、親族間のトラブルを避けることもできる遺言書を作成しておくことがおす…

戸籍の見方(編成要因が2つ以上ある戸籍)

戸籍は、見方のポイントが分かれば、相続人を見落としたり、証明できる期間が途切れていたりといった失敗を防ぐことができます。 相続人を確定するためには、被相続人の出生から死亡までを、連続して証明できる戸籍を取得して、確認しなければなりません。 …

マンションを相続する際の評価額の調べ方

不動産を相続する場合は、相続税の計算に手間がかかります。 というのも、評価額を自分で計算しなければならないからです。 建物なら、市区町村から郵送される、固定資産税の納付通知書の評価額がそのまま当てはまります。 しかしながら、土地の場合は、路線…

相続登記を放置した土地の売却に失敗した事例

相続登記を放置すると、のちのちトラブルの原因になることは、以前のブログでも紹介しました。 不動産を相続した場合は、所有者の名義を変更しておかないと契約できず、売却を進めることができません。 今回は、買い手が決まったのに、相続登記を放置してい…

相続した農地をタダで譲る手続き

相続した不動産を手放したい。 特に、その土地を離れて暮らす方からの、こんな相談が後を絶ちません。 なかでも、農地は、法律上も現実的にも、適切な管理が求められることから、相続人の大きな負担となっていることが垣間見えます。 高齢化や後継者不足の時…

身近な人が亡くなったときに必要な不動産相続の手続き

良くある相談として、相続の発生後かなりの年月が経過してから、相続した不動産の名義変更手続きをしたいというものがあります。 身近な人が亡くなった場合、悲しむ余裕も十分にないまま、慌ただしく葬儀や後片付け、四十九日の法要などを済ませなくてはなり…

相続人の死亡日によって相続人の数が変わる?代襲相続と数次相続

相続した不動産を売却したいと思ったときに、長期間に渡って名義変更手続きを放っておくと、手間取ったり、支障が生じたりしやすくなったります。 今回は、寄せられる相談の中でも特に多い、相続未登記の不動産を売却するために必要な、相続手続きに関する問…