2021-01-01から1年間の記事一覧
相続税や贈与税の改正には常日頃からアンテナを張るわけにもいかないため、数年前の税制改正に気付いていないケースもあります。 また最近の税制改正といえば、2021年度の改正法案が賛成多数で成立したところであり、相続と関連深い贈与税にいくつかの改正点…
農地転用の許可申請では、隣接する農地所有者の同意が必要です。 また、道路から隣地を通過するライフラインの配管や隣地から侵入する木の枝の除去など、隣地所有者の承諾が必要な場面は多いものです。 通常なら、所有者が不在でも、地番をもとに不動産登記…
現在も機能している里道や水路などの法定外公共物については、地方分権によって国から市町村に移譲されたため、現在では市町村が所有と管理を行っています。 このため、所有地と公道の間に里道や水路がある場合に、現在も機能しているものなら、市町村の使用…
敷地は道路に接していなければ、家を建てることができません。 道路に接していなければ袋地で、建築基準法で定められている接道義務を満たすことができません。 袋地には通行権が認められるとはいえ、通常では徒歩など必要最小限の幅しか認められることはあ…
農地を農業以外の目的で使いたい場合や農地以外の地目に変更する必要がある場合は、農地法の規制により、転用手続きが必要です。 自己所有農地でも、第三者から購入や賃借によって利用する農地でも、転用手続きを経たうえでないと農業以外の目的に供すること…
所有者がわからないまま売買や利用もできない土地が急激に増え、社会的な問題となっています。 隣地がそのような土地であれば、工事での立ち入りや配管なども承諾が得られず、建物の老朽化や草木の繁茂など迷惑を被ることにもつながります。 以前のブログ「…
相続や贈与によって田畑を取得することになると、どれほどの価値があるのか想像しにくいため、相続税や贈与税を心配する声が多く聞かれます。 宅地なら、路線価や固定資産税評価額をもとに評価することをご存じの方も多いことでしょう。 また、全国を対象と…
相続した農地,、つまり所有する農地を宅地として利用するためには、農地法4条の許可が必要です。 許可の権限を持っているのは、4ha以下の場合は基本的に都道府県知事で、農地のある市町村の農業委員会経由で申請を行います。 許可を受けるためには、2つの…
世界的な新型コロナウイルス蔓延のなか、リスクを避けるためにテレワークなどによる在宅勤務も定着の様相を見せています。 そのような流れの中で、首都圏から近隣の自治体や他県への転居や移住が注目を集め、メディアでも頻繁に取り上げられています。 地方…
まず基本的な注意点として口座と相続相手を特定できるように明記しなければなりません。 そして前述のように、預貯金を複数の相続人に分配して相続するときは割合を指定するのがおすすめです。 たとえば1,000万円の預金があるケースを考えてみましょう。これ…
相続財産は預貯金くらいなので遺言書を自分で作成してみよう。 こんなふうに思われる方も少なくないと思います。 とはいえ預貯金を相続するときの遺言書の書き方にもテクニックがあるのです。 遺言書の書き方によってはトラブルを防止することもできますし、…
今回は相続放棄や限定承認の手続きの期限や、子どもに遺産相続をさせたくない場合の対処法をご紹介します。 相続放棄や限定承認は期限に注意 相続財産は資産と同時に負債も含まれます。資産より負債の方が多いこともあり得ます。 この場合、そのまま相続をす…
相続について考えるとき、まず気になるのは「誰がどのくらいの割合で相続するのだろう」ということではないでしょうか。お子さまがいらっしゃる場合には、お子さまの将来について気になることでしょう。 この記事では、子どもを中心に他の相続人も含めて相続…
前回から親名義の家の相続について解説をしています。家の評価方法や相続時の注意点・対策方法については前回の記事をご覧いただき、今回は実際の相続税の計算方法について詳しく紹介していきます。 家の相続税を計算する方法 相続税を具体的に計算するため…
親が亡くなって相続が発生する場合、相続財産のメインが親名義の家というケースは非常に多いです。基本的に親の家を相続すると、相続税が課税されることになります。 そこで今回は2つの記事に分けて、親名義の家を相続するときの注意点・対策方法と相続税の…
相続登記の申請書を自分で作成する場合は、気を付けるべき点がいくつかありますが、不動産の書き方には特に注意が必要です。 記載した不動産の情報が登記されている内容と異なれば、不動産を特定できないため、手続きを進めることができません。 また、不動…
不動産を相続する場合、相続税がかかるかどうかは心配になるものの、登記でかかる税金まで思いが巡らないことが一般的です。 税率としては高くないものの、決して無視できる金額ではないため、相続登記の際に慌てないように把握しておくことが大切です。 今…